文化祭でトリックアート(その1)はじめに

今年の文化祭のクラス発表(3年)は,「不思議のアリスでシューティング」というテーマであった。テーマは生徒たちが決めたものである。
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準備にあたって担任からの提案は「お客さんに楽しんでもらおう」ということである。「他人に楽しんでもらうことで自分も楽しむ,それは究極の楽しみである。せっかくやるなら,みんなでそんな経験をしよう!」ということをクラス通信で最初に提案した。

昨年も同様のメッセージを最初に提案して文化祭に取り組んだが,みなさん,とっても熱心に取り組んで,スバラシイ発表ができたと思う。今年は,昨年に比べるとおとなしめで,当初ノリがあまり良くなかったように感じた。3年生ということで,有志でダンスなどの発表に参加する生徒も多く,「今年のクラス発表は生徒さんたちがあまりノッてこなかったら,低調でもしかたないかなぁ…」と思っていた。

ところが,夏休み中からの生徒さんたちの準備はすばらしかった。「一人の百歩が百人の百歩という仕事がある,みんなでやる前にまずは覚悟を決めた一人ないし数人がどんどんススメるべし」などということも通信で伝えておいたのだが,まさにそういう人が数人あらわれて,どんどん準備を進めた結果,途中から多くの生徒さんたちが準備に関わってくれた。

本当に底力をもった生徒さんたちだなぁ,と感動しました。これから今年の文化祭についてこのブログでしばらく連載したいと思う。