I=FΔt

たのしい科学の伝統に立ち返る

*

北米旅行記(16)フランクリンパフォーマンスとBattery Low!(大会4日目2012/7/30)

      2015/04/05


ここフィラデルフィアはアメリカ建国の父の一人とされるベンジャミン・フランクリンゆかりの地であって,このペンシルバニア大学の創設にもフランクリンがかかわっている。
resize0079
キャンパス内のフランクリン像
この大学内だけでなくて,ペンシルバニア市内を歩くと,フランクリン博物館とか,フランクリン橋とか,そこら中にフランクリンの名前に出くわす。
フランクリンは,政治家としてだけでなく,科学研究でも知られ,特に静電気実験で知られる。そこで,この学会でも初日には,フランクリンがらみのワークショップとして,Ben Franklin is My Lab Partner というタイトルのものがあった。フランクリンの実験を再現したものが見れそうだったのだが,申し込んだときはすでに満員だった。
そのかわり,この日のBen Franklin Performanceというプログラムに申し込んでいた。ちょうど私の発表の後,5:30~7:00p.m.という時間帯であった。

 


その宣伝文句には,
・Come and meet this famous philadelphian. (この有名なフィラデルフィア人に会いに集え)
・Explore his thoughts.(彼の思想を探求せよ)
・Share his observations.(彼の見識を共有せよ)
・Experience the essence of his being. (彼の振る舞いの本質を体験せよ)
とある。フランクリンのなんらかの実験パフォーマンスが見られるのかと期待した。
ところが参加してみてびっくりであった。
フランクリンのコスプレをしたおじさんが出てきて,なにやらフランクリンの名言が書いてある本を読んでいるだけである。おそらく日本人なら,福沢諭吉のコスプレをしたおじさんが「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」とかやっているのと同じで,アメリカ人なら誰でも知っているフランクリンの名言集なのだろう。
resize0080
つまらないので,すぐに出てきてしまった。このセッションは有料で,いくら払ったか忘れたがもったいないことをした。
ちなみに写真の手前のおじさんのようなおなかをした人がアメリカにはとても多い。日本ではこんなにおなかが出た人は滅多に見ないので,やっぱり食生活がずいぶん違うのだろうと思った。そういえばフランクリンの晩年の肖像もずいぶん立派なお腹をしている。
BenFranklinDuplessis
Wikipediaより。
フランクリンパフォーマンスを出て,天然1号とキャンパスのフランクリン像の前で記念撮影をした。発表も終わってほっとしたのか,満面の笑顔である。

resize0077 resize0078
フランクリン像の前では,気が抜けてもうふらふらでしばらく気が抜けた状態であった。”Battery low!” と叫んでいた。まさにそんなそんな気分だったのである。

battery_low

Follow me!


 - 北米旅行記2012, 米国物理教師学会(AAPT)年会参加記(2012) , ,

  関連記事

no image
北米旅行記(3)飛行機は太陽を追いかけていなかった…orz

前回の記事で,「飛行機が太陽を追いかけていたことになる」とえらそうに書いたが,あ …

no image
北米旅行記(15)発表その2(大会4日目2012/7/30)

(前回の更新から半年以上ブランクが空いてしまいました。意欲がわいてきたので連載再 …

no image
北米旅行記(7)ナイアガラの滝(2012/7/25)

トロントからはナイアガラの滝が近いので,ぜひ観光に行きたいと思っていた。B&am …

no image
北米旅行記(23)フランクリン科学博物館その2(2012/8/1)

 鉄球じゃなくて,ちょっとかわった衝突実験器。 ドミノ倒し。青い子達は,どこかの …

no image
北米旅行記(22)午前の分科会とフランクリン科学博物館(大会6日目2012/8/1)

学会最終日の発表は,申込みをすぎてから受け付けた発表が中心らしく,昨日までと比べ …

no image
北米旅行記(2) トロントへ(オタクカップルと沈まない夕日)

成田からトロント行きに利用した航空機は,7月24日(火)午後5時20分発エア・カ …

no image
北米旅行記(27)ニューヨーク(2012/8/2)

フィラデルフィアを早朝に発って,ニューヨークに着いたのが,午前10時。日本からN …

no image
北米旅行記(25)フィラデルフィア公共図書館その2(2012/8/1)

専門書に通じる通路がレファレンスルームを兼ねていた。ここで検索して,必要な書籍が …

no image
北米旅行記(12)なんでもアメリカンサイズの教材たち(大会3日目2012/7/29)

午後のワークショップは結局,1号も私と同じ”Hands on&#82 …

no image
北米旅行記(6)トロント1日目(2012/7/24)その2

トロントの緯度は札幌より高く,しかもサマータイムを導入しているため,この時期は9 …

PAGE TOP